新レギュ案

Romantic Racing Regulation Ver1.03

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1.目的

なんでもアリになりがちなRC自動車に、現実の自動車に似た「構造上の制約」を課し、
性能の制限と設計の多様性を与える自動車レースレギュレーションの制定。

2.概要

高出力車の絶対的優位を軽減する為、エンジン・ミッション・デフなどに見立てた重量物をWheelPower合計に応じて構造に含むよう規定する。
Power合計を一概に重量比例とする事なく、同じ出力の車であっても軽量化など設計段階での勝負が可能となるよう、「クラス」の概念を定義する。
以下にクラスの種別と大まかな制限内容を記す。

クラス最大合計WheelPower?エンジン相当チップミッション・デフ相当チップ想定する実車の諸元
Class-A45k以下Option=3 WeightOption=1 Weight3ℓturbo車・3ℓを超えるNA車
Class-B30k以下Option=2 WeightJet2〜2.5ℓturbo車・3LNA車
Class-C20k以下Option=1 WeightChip/Trim/Rudderリッターturbo車・1.6〜2ℓNA車
Class-K10k以下JetFrame/TrimF/RudderF軽自動車・大型二輪車

レギュレーションVer0.07より
・通常の市販車を想定したノーマルルール
・レース仕様車を想定したレーシングルール
の2つのルールを平行実施する。各ルールの違いは次項にて解説する。

3.モデル設計における制限

共通制限事項

  • エンジンはモデルのいずれの部分に置いてもよい。モデルの構造材として使用しても良い。
  • (ここから、チップ一枚:0.6mとして定義。)
  • デフは相当チップの中心点が駆動輪の回転中心を結ぶ線との距離が0.3m以下になるよう設置しなくてはならない。
    モデルの構造材として使用しても良い。
    • ざっくり説明すると「車軸からデフの距離は0.5チップまで」ということ。
  • ミッションは相当チップの中心点がエンジンとデフそれぞれの相当チップ中心を結ぶ線との距離が0.3m以下になるよう設置しなくてはならない。
    モデルの構造材として使用しても良い。
    • ざっくり説明すると「エンジンとデフを通る直線から0.5チップ以内にミッションを置きなさい」ということ。
  • ※多軸駆動車に関する特別規定
    多軸駆動車は駆動輪軸全てにデフを設置し、かつセンターデフとして相当チップの中心がそれぞれのデフ相当チップの中心を結ぶ線との距離が0.3m以下になるよう設置しなくてはならない。センターデフの重量はデフと同様である。多軸駆動車はセンターデフをモデルの構造材として使用して良い。
    多軸駆動車のミッションはエンジンとセンターデフの間に設置すること。
    なおトルクスプリット型AWDなどの車両も構造上は多軸駆動車として設計しなくてはならない。
  • ※車輪軸が3軸以上かつ2軸以上の駆動軸を持つ車両の特別規定
    車輪軸を3軸以上持つ場合、隣接する2つの車輪軸が駆動輪軸である場合はセンターデフを配置せず、各々の駆動輪軸にデフを配置してツーデフとして扱ってよい、
    よりミッション(又は3軸以上駆動の場合はセンターデフ)に近い側は3方出力デフとして通常の3方出力デフと同じ重量とする。
    駆動輪軸が3軸を超える場合、ツーデフ又は通常デフとの間にセンターデフを別途配置しなくてはならない。
    4軸駆動の場合もツーデフを二つ配置した物として扱わなくてはならない。以下に簡単な例を示す。

        :6輪2軸駆動(4x6-4WD)の一例
        エンジン─ミッション─ツーデフ(近)─ツーデフ(遠)

        :6輪3軸駆動(6x6-AWD)の一例
        エンジン─ミッション─センターデフ
                 通常デフ─┴─ツーデフ(近)─ツーデフ(遠)

        :8輪4軸駆動(8x8-AWD)の一例
           エンジン─ミッション─センターデフ
        ツーデフ(遠)─ツーデフ(近)─┴─ツーデフ(近)─ツーデフ(遠)

  • 各部品は同一箇所にあるものとして合算した重量によるチップで代替しても良い(例:Op2Weightエンジン+Jetミッション+Jetデフ=Op3Weight)

参考にしやすいようここへ重さの一覧を用意した。

種類重さ
core,chip,ladder,trim25.2
frame,ladderF,trimF12.6
wheel,RLW79.168
jet36.7566
weight(op1)100.8(op2からは単純に掛け算。op2なら201.6。)
arm50.4
cowl0.00
  • 「浪漫」自動車レースレギュなので可能な限り自動車に見えるようなカウル造形を与えるのが望ましい(強制ではないが推奨)

ノーマルルール制限事項

  • 車両が持つ空気抵抗を再現する為、車両の主たる進行方向に対して開き角が20度となるChipに等しい空気抵抗を有するチップ(Chip/Trim/Rudder/Weight)を車両進行方向について線対象となるように2枚一対設置しなければならない。(2枚の抵抗板のなす合計開き角は40度となるように配置すること)
    • 例:(↑が進行方向) 抵抗板→/↑\←抵抗板
      又は          抵抗板→\↑/←抵抗板
      又は                  ↑×←抵抗板重ね配置 としても良い
  • 空気抵抗を有する垂直チップは各クラスとも車輪を除いて合計4枚までとする(抵抗板チップを地面に垂直に配置した場合は抵抗板を含めて4枚まで)
     (ただし飾りWheel/Op=2Jetを垂直に立てる場合はこの数に含まなくても良い)
  • 垂直安定板や抵抗板は空気抵抗がChipに等しい場合エンジン/ミッション/デフ等の構造材で兼用しても良い。

レーシングルール制限事項(提案・審議中)

ノーマル車にエアロパーツを装着した想定により純粋な空気抵抗を得る空気板を廃し、 代替としてダウンフォースを強化する方向性を得たルール。

  • 車両に、前進方向に走行している状態でダウンフォースを得られる、取り付け角20度以上のウィング用チップ(Chip/Trim/Rudder/Weight)を2枚以上設置すること。
    ダウンフォースを得る目的のウィング数に上限を設けない。
    3枚目以降のウィングの角度は自由。
    ウィングの取り付け位置は自由。
    車体構造であるエンジン/ミッション/デフ等の空気抵抗がチップと等しい場合はウィングを兼用しても良い。
  • 進行方向に水平かつ接地面に対し垂直な車輪以外の空気抵抗を有するチップの設置を禁止する。
    (ただし飾り用Wheel/Op=2Jetを垂直に立てる場合はこの数に含まなくても良い)

4.禁則事項

当レギュレーションを用いる車両は次に挙げるモデル設計を禁止する。

4-1.構造の禁止事項

  • 走行の為の動力にWheel/RLWのPower属性値によるトルク以外を用いてはならない。
  • WheelPower?の合計値が各クラスの最大を超えてはならない。
  • Wheel又はRLWのBrake属性に負の値を与えてはならない。
  • 車輪取り付け位置を任意に移動できるような構造にしてはならない。(トレッド・ホイールベース可変の禁止)
  • 車輪として用いる用途以外でのWheel/RLWの設置を原則として禁止する。
    (スペアタイヤ等外観上の都合により設置したい場合はPower値を常に0、Brake値を常に10k以上とした上で設置しても良い。)
  • 車輪として用いられたWheel/RLW以外の空気抵抗を有するチップを可動させてはならない。(可変ウィング・操舵用縦チップ・トリムペラ等の禁止)
  • Dumper/Spring/Angleその他の方法を問わずダウンフォース量が可変するような構造を禁止する。
  • リアクションホイールによる能動的モーメントコントロールをしてはならない。
  • Option値が1及びOption値が0でPower値が0.1kを超えるJetを使用してはならない。
  • Option値が0より大きいArmを使用してはならない。(Arm発射反動によるモーメント獲得の禁止)
    (マイナスOpによるアフターファイアの表現などは好きにやってヨロシ)

4-2.Luaの禁止事項

  • 全てのチップに対する_BYE()及び_SPLIT()を禁止する。
    (Luaを用いてTCS(トラクションコントロール)・ABS(アンチロックブレーキシステム)・AYC(アクティブヨーコントロール)等の電子制御機構を再現する事に制限を設けない。)

5.戯言

  •  空 気 嫁
  • ホモロゲーション制の導入検討…タイムアタックやレースでの公式記録を競う環境になった場合、
    特定のコースに特化した車両での記録では面白みに欠けるような気がするので
    ホモロゲーション登録がなされた車両以外では公式記録と認めない制度の検討。
  • クラス分けの是非についての提案者の個人的意見…クラス分けはそれぞれの絶対的平等を担保するものではない(!)
    あくまでもカテゴリーとしてのクラス分けであり、クラス混合戦で低出力車が不利になるのは必然だと思う。
  • RCに於いて必要のないエンジンやミッションを設置するのは構造(重量配分・駆動方式など)による運動特性の違いを出して楽しめないか、
    と言う提案の元に設定されているもので、絶対的な速さを求めているわけではない。

6.用語解説とか

エンジン
自動車等に於いて動力を発生させる機関。自動車にあっては構成部品の中で最も重量が重く、その配置が運動性に大きく影響する。
また基本的に大出力なエンジンほど大型化し重量が増大する傾向にある。
ミッション
変速機。エンジンの回転数をギアを用いた減速比の変更によって軸回転数と軸トルクを適切に変換する役割を持つ。
自動車にあってはエンジンに次ぐ重量物としてその配置が運動性に影響を与える。
高出力に耐えられるミッションは強度を確保する為に重量が増加する傾向にある。
車軸
左右タイヤをつなぐ軸の事。ミニ四駆でいうところのシャフト。普通の車なら2本(前後)。6輪トラックで3本。
 
デフ(デファレンシャルギア)
  • デフ豆知識
    昨今では極端な左右駆動輪回転差を抑制する為の機構を「デフ」と呼称される場合があるが、これは厳密には誤りである。
    正式には「デフロック」又は「LSD(リミテッドスリップデフ)」と呼称される。もっと詳しい事が知りたいならググレ
センターデフ
複数の駆動輪軸を持つ車両に搭載される差動装置、前後のデフに動力を分配し、回転差を吸収する役割を持つ。
動力の伝達順序としては エンジン⇒ミッション⇒センターデフ⇒各駆動輪軸デフ⇒各駆動輪 となる。
AWD(オールホイールドライブ)
近年一般化しつつある表現。かつては4WDと表現される事が多かった。
全ての車輪が駆動すると言う意味合いではほぼ同義であるが、車輪数が4輪を超える場合にも適用できる為、
全輪駆動としてこちらの表現が浸透し始めている。
FF/FR/MR 等
前のアルファベットはエンジンの位置を、後のアルファベットは駆動輪軸を意味する。
(FR=フロントエンジン・リアドライブ のように読む)
重量物であるエンジンや各駆動伝達系機構の配置が大まかに制限される為、車両の運動特性を知る指針として利用される場合がある。
Mはミッドシップの意味で、前後車輪軸の直上または間にエンジンが配置される状態を指す。
厳密にはFMR(フロントミッドシップエンジン・リアドライブ)等と表現されるべきであるが、
暗にMRと呼ばれる場合はRMR(リアミッドシップエンジン・リアドライブ)の事を指すのが一般的である。
ミッドシップは最重量物であるエンジンを車体中央に近い位置に搭載する事で前後重量配分を均一に近づけて
運動性能を理論的に向上させる目的が持たれるが、実際には挙動特性がピーキーになりがちでドライバーを選ぶ車になりやすい。

7.Regulation指定

  • Gravity
    • ON固定
  • Registance of Air
    • ON固定
  • Usable Wheel-Torque
    • ON固定
  • Usable Jet
    • 任意(飾り用Op2風船専用だぞっ、Jet推力使っていいんじゃないぞっOp1風船もダメだぞっ)
  • Unbreakable
    • OFF固定
  • Usable CCD
    • 任意
  • Usable Script
    • 任意
  • Efficient Fuel
    • ON固定

0.更新履歴

  • 2010/06/24 Ver0.01  第一回草案を提案 by Maria
  • 2010/06/24 Ver0.02  細部・誤字・WheelPower合計値の誤植修正 by Maria
  • 2010/06/25 Ver0.03  垂直安定板チップに関する規定を追加、草案をorzWikiに反映、Cクラスの合計出力を20Kに底上げ、AWDのミッション搭載位置について詳細を追記 by Maria
  • 2010/06/25 Ver0.04  可変空力制御系禁止に関する文面を修正 用語解説集を追加 車輪位置可変の禁止を追加 by Maria
  • 2010/06/25 Ver0.05  パッシブ可変ダウンフォースを禁止 AWD特別規定を多軸駆動特別規定に変更 by Maria
  • 2010/06/26 Ver0.06  Regulation指定を追記・デフ/ミッションの配置に関する文面を修正 by Maria
  • 2010/06/28 Ver0.07  レーシングルール提案を追加 by Maria
  • 2010/07/06 Ver0.07β 3軸以上の多軸駆動車に関する特別規定を明記 by Maria
  • 2010/07/18 Ver1.00  Kクラスを導入。レギュレーションを安定版としてVerを1.00に昇格 by Maria
  • 2010/07/19 Ver1.01  走行の為の動力をWheel/RLWのPower属性値によるトルク以外で獲得してはならない文面を修正 by Maria
  • 2013/02/03 Ver1.02  「ざっくり説明すると」という補足を2カ所追加 by Zaslon
  • 2013/02/08 Ver1.03  垂直安定板の例外からArmを除去。構造材チップと抵抗板/安定板/ウィングの兼用可能を明文化。 by Maria
  • 2013/02/09       コメント欄追加 by Maria
  • 2013/10/30 チップ重さ一覧追加&用語集に車軸追加。by F323 (間違ってたらごめんなさい)

※レギュアップデート案などコメント欄

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 一部のコースのタイムにおいてノーマルクラスがレーシングクラスを上回ることになってしまっているのですが、垂直板の数の規定(ノーマル:抵抗板含め4枚まで レーシング:禁止)によって、垂直板を有するノーマルクラスのほうが低中速域のコーナリングスピードが速くなってしまうことが原因ではないでしょうか。 -- 2013-04-25 (木) 20:29:59
  • 個人的には、ノーマルクラスをノーマルでいさせるために、コーナリングスピードが飛躍的に向上する垂直板の禁止は、むしろノーマルクラス側に導入するべきではないかと思いますが、ノーマルクラスのルールはすでに決まってしまっているようなので、レーシングルールの垂直板禁止を撤廃する案を提言します。 -- 2013-04-25 (木) 20:39:51
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Last-modified: 2015-12-20 (日) 20:13:18 (673d)